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お知らせ

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育脳クラス 入学準備新1年生募集

就学時健診も終えて、お子様も親御様も小学校に入学される日を心待ちをしていることと思います。
お子様は小学生になるという期待と心構えをひとつひとつ心に築き、親御様はお子様の成長を嬉しく感じつつ、今後の学生生活で困ることはないかとご心配やご不安を心に秘めていることと思います。
特に、初めてのお勉強についてはどうでしょう?どんな準備をされていらっしゃいますか。

  • 小学校入学までに、自分の名前を書けるから大丈夫でしょうか?
  • 10まで数えられるから大丈夫でしょうか?
確かに、1年生になって、ひらがなも数についてもひとつひとつ教えてくれます。
しかし、教えてもらったからといってもすぐには書けるようになるでしょうか。もちろん、そうできるお子様もいらっしゃいますが、そんなケースは稀です。それはなぜだと思いますか? それは、ひらがなを書けるようになるまでには、複数の複合的な能力が必要だからなのです。ものを見分ける力や比べる力、位置関係や空間把握力、ことばの理解、運筆に必要な指の発育など、さまざまな経験をとおし育まれた能力が絡み合って文字を書くという事できるようになるのです。ものを見分ける力や比べる力がないと違いが分からず同じようにまねをして書くことはできません。位置関係や空間把握力が無いと逆さ文字になったり左右が逆になったりしますし、マスの真ん中にしっかりと書く事ができません。ことばの理解が乏しいと書いても記憶に残りません。更に文字を書く必要性も感じる事ができないので書こうという意欲も乏しくなります。書こう、書きたいという意欲は、書く必要性を感じるから生まれるのです。文字を通してお友達ともっと仲良くなりたい、もっと繋がりたい、もっと知りたいという気持ちが書きたい気持ちを作るのです。
算数に関しても同じです。具体物を用いて増えたり減ったり比べたり分けたりの経験や、ブロックや立方体積み木を使って実際には見えない部分を見る能力が抽象的な問題を解くために必要になるのです。昔から学問の基礎といわれている読み書きそろばん、つまり文字や計算ができるようになるまでにはたくさんの準備が必要なのです。そのものだけを取り出して多量にやってもうまくはいきません。計算の暗記をして算数ができた気持ちになっていてもすぐに立ち行かなくなってしまいます。

人は誰でも同じ順序で成長し発達していきます。何でもよくできる子も、小さい時から天才だったと言われた人でも、発達のスピードや潜在的な能力や遺伝・環境などの違いこそありますが、皆な同じ順序をたどって発達し様々な経験を自分のものに取り入れて出来るようになってきたのです。
上に書いたことはほんの一部ですが、これらのことを出来ずに飛び越しては決して出来るようにはならないのです。ひとつひとつは小さなことであっても多種の思考経験によってそれらが相乗的相互的に結びついて繋がりあって出来るように、分かるようになるのです。

大きな期待をもって小学校に入学しても、入学して間もない時期から皆は出来るのに自分には出来ない、という気持ちを抱かせたくありませんよね。
そのためにも、入学前のこの時期にスモールステップで楽しい、面白い、出来る、を感じながら進めていける育脳クラスで幅広い知識の枠を広げて磐石な基礎を築きましょう。

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